1934年、カルロス・ガルデル(Carlos Gardel)作曲、アルフレド・レペラ(Alfredo Le Pera)作詞。
タンゴ歌謡のスターであったガルデルはアルゼンチンのみならず南米諸国や欧米で高い人気を誇り、映画俳優としても活躍しました。
この「孤独」も1934年のパラマウント映画『El tango en Broadway(ブロードウェイのタンゴ)』の挿入歌として作曲された、恋人と別れた孤独を歌い上げた作品です。
ガルデルは楽譜の読み書きはできなかったものの天性のひらめきに満ちていました。
この作品もガルデルらしいシンプルで美しいメロディが愛されており、歌だけではなくインストルメンタルでもたびたび演奏されています。
※タンゴ・グレリオではバンドネオンとバイオリンによるデュオで演奏しています。