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タンゴ・グレリオ TANGO GRELIO

星野俊路(バンドネオン)、米阪隆広(ギター)によって2010年に結成された、日本では珍しい編成のアコースティック・デュオ。「グレリオ」というデュオ名は、ロベルト・グレラとウバルド・デ・リオという2人のタンゴギターの巨匠の名にちなんでおり、ギターを活かしたタンゴを追求していることを表している。

古典タンゴをベースとしたノスタルジックで下町情緒あふれるサウンドに定評があり、関西を本拠地に各地でアルゼンチンタンゴの魅力を伝えるべく演奏活動を行っている。通常のデュオ・ライブのほか、バイオリン、クラリネット、ピアノ、チェロや歌手との共演をはじめ、タンゴに関するレクチャーコンサートやインドの伝統楽器やベリーダンス、和太鼓との共演などユニークな企画も数多く行っている。

2013年に1stCD「DESDE EL ALMA~心の底から」、2016年に2ndCD「EPOCA PIAZZOLLANA~ピアソラの時代」をリリース。これらのCDは『現代ギター』『音楽現代』『ラティーナ』『CDジャーナル』など様々な音楽誌で紹介されるほか、『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京)でBGMとして使用された。またアルゼンチンの国立芸術大学が運営するRADIO DAMUSでもいくつかの楽曲が放送された。
2022年には3rdCD「SILBANDO~口笛を吹きながら」をリリース。『レコード芸術』準特選盤に選出された。

2014年タンゴ研究家・西村秀人氏を招いての「タンゴ日本渡来100年記念講演」のプロデュースや、2015年第1回「奈良タンゴ祭」への参加など、タンゴの魅力を多くの人に紹介する活動にも力を入れている。「神戸港ラテンアメリカンカーニバル」「神戸中南米音楽会」「右京ワールドミュージックフェスタ」など中南米やワールドミュージック関連を中心とした音楽イベントへのゲスト出演も多い。

2019年には歌手のロベルト・杉浦とともにラテン・グラミー賞にもノミネートされたタンゴ・ピアニスト、アリエル・ピロッティ(Ariel Pirotti)と共演、2020年には世界的に活躍するタンゴ・ギタリスト、ミルタ・アルバレス(Mirta Alvarez)と共演した。

バンドネオン&ギター タンゴ・グレリオ

星野俊路 Hoshino Syunji バンドネオン

タンゴ・グレリオ 星野俊路(バンドネオン)19 歳の時、岡本昭氏、岡崎恵二氏にタンゴの基礎を学び、東京都内のダンスホールなどで演奏経験を積む。24 歳の時に京都の門奈紀生氏に入門し、2006 年からオルケスタ・アストロリコ、アストロリコ六重奏団のメンバーとして活躍する。アルゼンチンに渡航し、ブエノスアイレスでロドルフォ・メデーロス、フリオ・パネ、ロベルト・アルバレスのレッスンを受講。
現在は関西では数少ないプロバンドネオン奏者として、ピアニスト吉岡凛をリーダーとした「タンゴ・コケータ」や、上田裕司氏の「タンゴ・ガルーファ」など様々な楽団で演奏活動を行い、ダンスや歌の伴奏などの経験も積んでいる。
BSフジ『世界の音楽 ハロー!クラシック』に出演。STAND UP! ORCHESTRAとともに演奏した。

 

米阪隆広 Yonesaka Takahiro  ギター

タンゴ・グレリオ 米阪隆広(ギター)14 歳の時から独学でギターを始め、大学在学中に猪居信之氏に師事、演奏活動を始める。
現在は大阪池田市でギター教室を主宰するとともに、各地で演奏活動を行う。
クラシックギターの奏法をベースにタンゴ、ラテンの奏法も積極的に取り入れ、ソロ、重奏、アレンジなど活動の幅を広げている。
日本ギタリスト会議事務局副議長、ギター音楽大賞審査員をつとめる。
website:http://www.yoneguitar.com/

 

 

 

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タンゴ・グレリオの仲間たち


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