1929年、アンセルモ・アイエタ(Anselmo Aieta)作曲のワルツ。
数多いタンゴのワルツの中でも屈指の名曲の一つです。
もともとは歌が付いていましたが、アニバル・トロイロらがバンドネオン独奏としてとりあげるようになり、現在はインストルメンタルで演奏される機会の方が多くなりました。
もともとは「白い小鳩よ、君は彼女の家の方へ飛んでいくね。もし彼女に会ったとしても、僕が泣いていたなんて言わないでおくれ」
といった恋の感傷を歌った甘い歌詞で、この曲のメロディのロマンチックな雰囲気もそれをよく表現しています。
Palomita blanca(白い小鳩)