repertorio

Revirado(レビラード)

アストル・ピアソラ

画像:Wikipedia「アストル・ピアソラ」より

1963年、アストル・ピアソラ(Astor Piazzolla)作曲。ピアソラが前期5重奏団を率いて精力的に活動していた時期の作品だけに、ユニークなリズムのパートと中間部のメロディックなパートとの対比が楽しい名曲です。ピアソラ自身も気に入っていたのかその後もたびたび自身のライブで取り上げました。
タイトルのReviradoは「ひねくれ者」「変わり者」というニュアンスがあるらしく、この作品の熱狂的な雰囲気やリズムの突然の変化など予想のできない展開はそれを感じさせます。
あるいはReviradoはピアソラ自身を指しているのかもしれません。ピアソラは陽気でいたずら好き、社交的な一面と気難しく激しやすい一面という二面性を持った複雑な性格だったようです。

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