1927年、フリオ・デカロ作曲。
デカロの代表作で。ブラジルを演奏旅行中に故郷を想いながら書いたとされています。
当初は愛国的な歌詞もついていましたが、各楽器の聴かせどころも多く、現在ではもっぱらインストゥルメンタルの名曲として愛奏されています。
フリオ・デカロは1920年代に自らの六重奏団を率いて一世を風靡したバイオリニスト/楽団リーダ。
高度な演奏技術やたくみな作曲・編曲の魅力で、タンゴをより洗練された音楽へと導いた「タンゴのパイオニア」といる重要人物です。
タンゴ・グレリオでは三重奏や四重奏の編成で演奏しています。