画像: Wikipedia「Carlos di Sarli 」より

1957年ごろ発表のカルロス・ディ・サルリ(Carlos Di Sarli)の作品。シンプルで気品あふれる演奏で「タンゴの紳士(El Señor del Tango)」とも称された、ディ・サルリの代表曲です。
バイア・ブランカ(白い湾の意)はブエノスアイレスの南西、大西洋に面した大きな港町。この町はディ・サルリの故郷でもあり、望郷の想いを込めた哀愁の漂う美しい旋律が魅力的です。

ディ・サルリはサングラスがトレードマークになっていますが、これは少年のころピストルの事故で目を傷つけてしまったため、それを隠すためのようです。優雅で限りなく滑らかでありながら、小気味よいリズムを刻む彼の作風は数多いタンゴ楽団の中でも、ひたすら美を追求した特異なものとなっています。

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