repertorio

La cumparcita (ラ・クンパルシータ)

ラ・クンパルシータ

画像:Wikipedia「La cumparsita」より

ヘラルド・マトス・ロドリゲス(Gerardo Matos Rodríguez)作曲。作曲時期は資料によってばらつきがあってはっきりしませんが1914~1916年頃のようです。
クンパルシータとは「小さな仮装行列」という意味で、もともとはウルグアイの大学生だったマトス・ロドリゲスがカーニバルの行進曲として作曲した簡素な作品でした。
過去の出版譜の表紙絵がパレードの雰囲気を物語っています。

マトス・ロドリゲスはアマチュア音楽家でしたが彼の父はモンテビデオの有名なキャバレーの経営者で、息子の作品の演奏をタンゴ楽団のロベルト・フィルポに依頼しました。フィルポは渋りますが、町の有力者の依頼は断り切れず結局大幅に手を加え、タンゴに編曲して演奏します。

その後1924年に作詞家のパスクアル・コントゥルシがマトス・ロドリゲスに断りなく歌詞を付けたバージョンを発表して、初めてこの曲がヒットしました。
作品を無断で使われたことから作曲者、編曲者、作詞者が入り乱れての著作権を巡るごたごたもあったようです。

この曲を演奏しないタンゴ楽団はないともいわれ、現在でも世界中で最も演奏されているタンゴといえるでしょう。

アストル・ピアソラはこの曲が嫌いでつねづね「演奏したくない」といっていたそうですが、そんな彼ですらいくつか録音を残しています。

タンゴ・グレリオ1stアルバム『DESDE EL ALMA~心の底から』収録曲。

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