repertorio

Libertango (リベルタンゴ)

アストル・ピアソラ

画像:Wikipedia「アストル・ピアソラ」より

1974年、アストル・ピアソラ(Astor PIazzolla)作曲。
保守的な当時のアルゼンチンの雰囲気に嫌気がさし、体調不良とスランプに苦しんでいたピアソラが、心機一転のため新天地イタリアに渡って生み出した作品です。
もともとはエージェントの勧めでラジオ放送用に書いた「ビオレンタンゴ」「トリスタンゴ」「メディタンゴ」などの一連の短めの作品の中の1曲でした。

Libertad(自由)とTango(タンゴ)の合成語であることも示すように、従来のタンゴの形式を打ち破り、ロックやフュージョン音楽を意識したようなシンプルで自由な形式で書かれています。
ピアソラといえば五重奏団での演奏のイメージが強いですが、当初のリベルタンゴはドラムやシンセサイザーなども入った、より実験的な作品でした。
この「リベルタンゴ」について、ピアソラ自身は「自由への讃歌のようなもの」「新天地での新たな発想への祝福」であると語っています。

日本でもヨーヨー・マの演奏によるサントリーのCMのインパクトもあってか多くの人に知られる人気曲になり、かえってタンゴの代表曲のように思われている節があります。

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