repertorio

Corazon De Oro(黄金の心)

フランシスコ・カナロ

画像:Wikipedia「フランシスコ・カナロ」より

1928年、フランシスコ・カナロ(Francisco Canaro)作曲。
カナロの3拍子のワルツの作品としては最も有名なもので、1961年のカナロの来日公演で取り上げられて以来、日本でも愛好されています。
ヘスス・フェルナンデス・ブランコの歌詞によると、「黄金の心」とは母の愛情に育まれた美しい心を指しているようです。

フランシスコ・カナロはタンゴの初期から50年以上にわたってタンゴを支え続けた業界の重鎮。
バイオリン奏者でしたが、演奏よりもむしろ作曲や企画、楽団運営に優れており、常に時代を先取りして大衆の嗜好に合った華やかで明快な作品を作り続けました。
1925年のパリ公演の成功など、後のタンゴの世界的な知名度の向上に貢献した面も大きく、これがきっかけに「コンチネンタルタンゴ」と俗に呼ばれるヨーロッパ産のタンゴも生まれました。

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