アストル・ピアソラ

画像:Wikipedia「アストル・ピアソラ」より

画像:Wikipedia「Horacio Ferrer」より

 

1969年、アストル・ピアソラ(Astor Piazzolla)作曲、オラシオ・フェレール(Horacio Ferrer)作詞。アルゼンチンの作家エルネスト・サバト(Ernesto Sábato)に捧げられています。

1968年の小オペラ「ブエノスアイレスのマリア」以来、多くのすぐれた歌曲を世に送り出したピアソラとフェレールの作品の中でも、「ロコへのバラード」と並んで最もドラマティックな作品でしょう。
「愛の狂気による魂の救済」ともいうべき「ロコ」に対して、この「我が死へのバラード」は自ら命を絶とうとする男を描いた救いのない歌詞。
一見ネガティブな内容に思えますが、ピアソラの音楽の持つ劇的な効果とフェレールの幻想的な歌詞が相まって、演劇の幕切れを思わせるような崇高ささえ感じさせる作品となっています。

『私はブエノスアイレスで死ぬ。それは夜明けのことになるだろう。
私は落ち着いて身の回りの物を取っておく。
私のサヨナラと弾丸のちっぽけな詩。タバコ。タンゴ。一握りの憂鬱。
夜明けの間、肩にコートをひっかけて
最後から2番目のウィスキーは飲まれないまま残るだろう
私は愛する死に静かにたどりつき
6時ちょうどに死ぬだろう。
6時になった時・・・6時になった時・・・』

※タンゴ・グレリオでは歌手との共演で演奏しています。

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カテゴリー: repertorio

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