ラ・クンパルシータ

画像:Wikipedia「La cumparsita」より

1917年、ヘラルド・マトス・ロドリゲス(Gerardo Matos Rodríguez)作曲。
クンパルシータとは「小さな行列」というような意味で、もともとはカーニバルの行進曲として作曲されました。過去の出版譜の表紙絵がその雰囲気を物語っています。

マトス・ロドリゲスの父はモンテビデオの有名なキャバレーの経営者で、当時大学生だった息子の作品の演奏をタンゴ楽団のロベルト・フィルポに依頼。フィルポは渋りますが結局大幅に手を加えてタンゴとして演奏します。その後1924年にパスクアル・コントゥルシがマトス・ロドリゲスに断りなく歌詞を付けたバージョンを発表して、初めてこの曲がヒットしました。そのため、作曲者、編曲者、作詞者が入り乱れての著作権を巡るごたごたもあったようです。

この曲を演奏しないタンゴ楽団はないともいわれ、現在でも世界中で最も演奏されているタンゴといえるでしょう。

アストル・ピアソラはこの曲が嫌いでつねづね「演奏したくない」といっていたそうですが、それでもいくつか録音を残しています。

タンゴ・グレリオ1stアルバム『DESDE EL ALMA~心の底から』収録曲。

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カテゴリー: repertorio